【個別銘柄】ピジョンや協和キリン高い、海運は安い、サイバーA上昇

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6日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  ピジョン(7956):前日比7.3%高の2911円。5日発表した2-7月期営業利益は前年同期比0.6%増の77億7700万円だった。国内のベビー・ママ事業が好調に推移した。同時に中間期と期末配当計画をそれぞれ22円から25円に増額することも決めた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では同証予想68億円を上回る営業利益の高い進ちょくと配当還元はポジティブと評価。また、野村証券は第3四半期以降は国内の成長だけでなくECサイトを中心とした中国での業績反転が見込めるとし、目標株価を3500円から3600円に引き上げた。

  協和発酵キリン(4151):5.2%高の1590円。野村証券はぜんそく治療薬「benralizumab」のフェーズ3試験結果が医学誌LANCETに発表された点に言及し、非常に良好な結果と評価した。呼吸困難など急速に悪化する年間増悪率が減少し、重篤副作用も比較的少ない一方、競合薬のreslizumabなどに対しbenralizumabの方が対象患者は多いとみる。

  海運株:商船三井(9104)が3.9%安の249円、日本郵船(9101)は1.5%安など。東証1部33業種の下落率2位。ドイツ証券ではアジアのコンテナ船輸送業界について、株価は韓進海運破たんのニュースを好感したが、ファンダメンタルズの持続的な改善がなければ高騰は短命に終わると指摘。韓進海運が占めるのは世界の海運輸送能力の3%で、深刻な過剰輸送能力に変化をもたらすには小さすぎる、短期的に運賃は上昇する見通しだが、持続的な回復は見込みが薄いとみる。

  BEENOS(3328):12%安の1687円。大株主のサイバーエージェント(4751)が保有する同社普通株308万4000株の売り出すと発表。また、オーバーアロットメントによる売り出し33万3000株も行う。需給関係の悪化が懸念された。サイバーAは資産の効率化、財務体質向上を目的に株式を売却する。同社の終値は5.2%高の5850円。

  新日鉄住金ソリューションズ(2327):4.1%高の1833円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「中立」から「買い」に上げた。株価は15年の高値から40%調整した水準にあり、割安感が強いと指摘。上期業績の計画比上振れや通期予想の達成も好感される余地があるとし、大手顧客のIT投資への懸念はマクロ環境影響を過大視した結果、行き過ぎた感があるとした。

  ネクソン(3659):4%高の1494円。発行済み株式総数の1%、金額で50億円を上限に自己株を取得すると5日に発表。クレディ・スイス証券は、取得総額は小さいが昨年2月以来の発表であることに加え、第2四半期決算発表後の低調な株価に対しアクションを起こしたことは、ポジティブに捉えられると評価した。

  ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028):1.3%安の7090円。メリルリンチ日本証券は5日付リポートで、投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は4000円とした。サークルKサンクスの店舗転換に伴う減価償却費の増加を主因に1株利益は低位にとどまり、当面厳しい業績が続くと指摘。2018年2月期営業利益は668億円、19年2月期は599億円と旧ファミマ、ユニーの単純推定合算比で前期比3.3%減、同10%減を予想。日経平均株価への採用を材料に株価は過去3カ月で19%上昇しており、業績では説明の付かない水準と分析した。

  トプコン(7732):3.2%安の1300円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は5日、投資判断「アンダーウエート」を継続、新しい目標株価は900円とした。7月下旬の第1四半期決算後、株価が堅調に推移する3つの要因は「第1四半期の営業黒字」「3D-OCT(3次元眼底像撮影装置)のFDA認可取得」「8月以降の円安トレンド転換」だが、さらなる株価上昇には力不足とみる。

  アマダホールディングス(6113):5.1%安の1037円。総還元性向100%の目標を撤回すると6日付の日本経済新聞朝刊が報じた。今期から「50%以上」に引き下げ、利益は成長が見込める板金機械の生産強化に充てるという。

  高砂熱学工業(1969):2%高の1547円。野村証券は目標株価を1680円から1800円に上げた。投資判断は「買い」を継続。ビル空調は竣工を迎え過去の不採算案件が減少し、手持ち工事の採算も改善していると指摘。工場など産業空調と比較し受注残高も豊富で、景気動向に対し相対的にディフェンシブ性があるとみる。17年3月期の営業利益予想を105億円から110億円(会社計画は前期比2.3%増の95億円)、来期は120億円から125億円に増額した。

  薬王堂(3385):7.8%高の4980円。8月度の既存店売上高は前年同月比5.3%増だった。客数が4.3%伸びた。   

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