大手銀の商品事業収入、1-6月に再び減少-エネルギー・金属低調で

  • 大手12行の商品事業収入、1-6月に25%落ち込む
  • リスク水準は「かなり大きく」押し下げられている:コーリション

大手銀行の商品事業は今年も低調にとどまりそうだ。

  調査会社コーリション・デベロップメントが6日発表したリポートによれば、米ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースなど大手12行の1-6月(上期)の商品事業収入は、前年同期比で25%減少し22億ドル(約2300億円)だった。エネルギーと工業用金属全体のパフォーマンスが「低迷」する中、1-6月としては少なくともここ5年で最低水準となった。

  規制が強化されたことに加え、顧客であるヘッジファンドなど大口取引会社による投資が減少する中、各行は過去数年間に商品事業を縮小するか、同事業から撤退している。コーリションの調査分析責任者、ジョージ・クズネツォフ氏によれば、商品市場は年初以降、回復しているものの、原油価格は2年前の半分の水準で推移しており、銀行は依然としてエネルギー分野へのエクスポージャーを減らすよう圧力にさらされている。

ザンビアの銅鉱山

Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg

  クズネツォフ氏は電話インタビューで、「昨年上期は石油に関し比較的堅調だった。今年は銀行にとって限界がある。事業規模を大幅に縮小せざるを得ない状況だ。全体としてリスク水準がかなり大きく押し下げられている」と指摘した。

原題:Banks’ Commodity Woes Deepen as Energy and Metals Earnings Hit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE