独フレゼニウス、スペインの民間病院運営最大手を買収へ-6600億円

  • PE投資会社CVCキャピタルなどから現金と株式で買収
  • 年間5000万ユーロの節減効果を見込む

欧州最大の上場ヘルスケア会社、独フレゼニウスは5日、 スペイン最大の民間病院運営会社であるIDCサルー・ホールディング(キロンサルー)を57億6000万ユーロ(約6600億円)で買収することで合意したと発表した。

  フレゼニウスの広報担当マティアス・リンク氏によると、キロンサルーにはロンドンを本拠とするプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社CVCキャピタル・パートナーズが58%出資しており、残りの株式は経営陣が握っている。フレゼニウスの発表資料によれば、買収代金の大半は、借り入れで調達する現金によって支払う。

フレゼニウスのロゴ

Photographer: Ralph Orlowski/Bloomberg

  買収は子会社で独病院運営最大手のフレゼニウス・ヘリオスを通じて行う。キロンサルーはスペイン国内で43の病院や39の外来センターなどを運営。今年の収入は約25億ユーロを見込む。

  フレゼニウスは買収による節減効果を年間約5000万ユーロと見積もっており、翌年から純利益を大きく押し上げるとの見通しを示した。2017年1-3月(第1四半期)末までの手続き完了を見込んでいる。

原題:Fresenius to Buy Quironsalud Hospitals for $6.42 Billion (2)(抜粋)

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