原油買いポジション減少-非公式会合控えOPEC産油量が過去最高

  • 投資家による買いポジションはここ2年で最大の減少示す:CFTC
  • OPECの8月の産油量、日量3369万バレルに達する

投資家らは、石油輸出国機構(OPEC)による増産凍結協議はさほど原油生産の抑制につながらない可能性があると認識しつつある。OPECの産油量は過去最高を更新した。

  増産凍結での合意を探る主要原油輸出国との非公式会合を控え、OPECの産油量は8月に過去最高を更新した。サウジアラビアとクウェートの産油量が増えたためだ。米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、資産運用会社による原油相場上昇を見込む買いポジションは8月30日終了週にここ2年で最大の減少となった。
 

 
  シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「基本的に市場には緊張がある」と指摘する。

  ブルームバーグが集計したデータによれば、OPECの産油量は8月に日量12万バレル増加し同3369万バレルとなった。OPECは9月下旬にアルジェで非公式会合を開き、増産凍結について協議する予定。一方、ベーカー・ヒューズのデータによると、米シェール企業は先週、陸上石油・ガスリグ(掘削装置)稼働数を14基増やしており、全体のリグ稼働数は5月末から93基増加している。

  CFTCによれば、投機家によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物とオプションの買いポジションは8月30日終了週に2万5364枚減り、2014年7月以来最大の減少となった。
  
原題:Oil Rally Fervor Cools as OPEC Output Hits Record Before Talks(抜粋)

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