韓進海運の株価、一時値幅制限いっぱい下落-法定管理申請で

更新日時
  • 法定管理申請後では最初の取引で30%急落
  • ソウル中央地裁、11月25日までの再建計画提出求める

5日のソウル株式市場で、韓国海運最大手の韓進海運の株価が一時、値幅制限いっぱいの30%安となった。債権者らは韓進海運の再編計画を不十分として拒否し、同社は8月31日に法定管理を申請。この日が申請後の最初の取引となった。

  同社の株価は一時370ウォン安の870ウォンを付け、時価総額は2130億ウォン(約200億円)に減少した。売買停止となった先月30日には24%下落していた。ソウル中央地裁は9月1日、同社の法定管理申請を受理し、再建計画を11月25日までに提出するよう求めた。

  韓進海運のコンテナ輸送の市場シェアは2.9%と世界7位。法定管理申請後、同社の船舶は海上や港で足止め状態となっており、ホリデーシーズンを前にテレビなど消費財のサプライチェーンに影響を及ぼしている。同社の経営不振は、貿易に打撃を与えた2008年の世界金融危機以降、コンテナ輸送業界の回復が進んでいないことを示す。

滞貨するコンテナ

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  韓進海運は2日、米連邦破産法15条に基づく会社更生手続きの適用をニュージャージー州ニューアークの破産裁判所に申請した。同社によると、4日午前時点で同社の船舶68隻が海上または23カ国の港で立ち往生している。

  韓進海運は韓進グループの傘下にある。同グループの企業には大韓航空なども含まれる。

原題:Hanjin Shipping Shares Plunge as Court Accepts Receivership (1)(抜粋)

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