ウズベキスタンのカリモフ大統領が死去、27年間君臨-政府

  • 先月28日に脳出血を起こして病院に収容されたとAP通信
  • 欧米諸国に接近し、ロシアとの関係のバランスを取ってきた

ウズベキスタンで独裁体制を敷いてきたイスラム・カリモフ大統領が2日、首都タシケントで死去した。78歳だった。同国政府がウェブサイトに声明を掲載した。

  AP通信が同大統領の娘のインスタグラムへの投稿を引用して伝えたところでは、カリモフ氏は先月28日、脳出血を起こしてタシケント市内の病院に収容された。

  カリモフ氏は約27年にわたってウズベキスタンを統治。ロシアのサンクトペテルブルク大学の中央アジア専門家、ザリネ・チャンダソワ氏は電話取材に対し、カリモフ氏は「独裁的な非宗教的国家」を提唱する一方、「ロシアの傀儡(かいらい)には決してならない」ことを請け負ってきたと指摘した。

  カリモフ氏は欧州や米国に接近することでロシアとの関係のバランスを取ろうとしてきた。2001年9月11日の米同時多発テロの後には、隣国アフガニスタンの国際テロ組織アルカイダ掃討作戦を支援するため米軍に国内基地の使用を認めた。

原題:Islam Karimov, Uzbekistan’s Authoritarian President, Dies at 78(抜粋)

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