アイルランド政府、EU提訴へ-アップル税優遇めぐる判断に不服

  • 政府は2日の閣議で提訴することを決めた
  • アップルは既に欧州委員会と争う姿勢を示している

アイルランド政府は2日、閣議を開き同国が米アップルへの税負担を引き下げたのは違法だとする欧州連合(EU)の欧州委員会の判断を不服としてEU司法裁判所に提訴することを決めた。

  欧州委は8月30日、アップルに対し130億ユーロ(約1兆5000億円)と利息分を上乗せした金額をアイルランドに支払う必要があるとの判断を下した。アップルは欧州委と争う姿勢を示しているが、アイルランドのケニー首相は提訴への支持取り付けで無所属議員らの説得に苦戦。8月31日の閣議では意見が一致しなかった。

  グッドボディー・ストックブローカーズ(ダブリン)のエコノミスト、ダーモッ ト・オリアリー氏は「欧州委の判断によってアイルランドの評判に幾分か傷が付いた。その回復のために政府が取る選択肢は、提訴して欧州委の判断は誤りだという明確な理由を提示する以外にほとんどない」と語った。

  同国議会は夏季閉会明けの7日からこの問題を討議する。

原題:Apple Tax Ruling to Be Appealed as Irish Cabinet Ends Squabble(抜粋)

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