欧州株(2日):ストックス600、4月以来の高値-米雇用統計を好感

2日の欧州株式相場は大幅上昇し、指標のストックス欧州600指数は4月以来の高値を付けた。経済指標で米国の雇用市場の安定が示され、買い優勢となった。

  ストックス600指数は前日比2%高の350.44で終了。これは6月29日以来の大きな値上がり。雇用統計によれば、米国の雇用者数は8月に15万1000人増加し、市場予想を下回った。前月は27万5000人増に上方修正された。失業率は4.9%にどどまった。同統計を受けて、ストックス600は上げ幅を広げた。週間ベースでも2%高で、7月以来の大きな上げとなった。

  米当局が9月にも利上げに踏み切るとの観測は後退し、欧州では幅広い銘柄が買われた。ストックス600指数の業種別指数は全てプラスとなり、西欧市場の全ての主要株価指数も上げた。

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「私のような強気筋がしっぺ返しを受けた」とし、「米当局は何もしないだろう。統計は大きく落ち込むと確信していた神経質な投資家を落ち着かせるのに十分良好だった」と発言。「短期投資家にとって米金融市場の3連休は長期のため、連休前に空売り筋はポジションを解消する必要があった」と付け加えた。

  この日は消費関連銘柄と公益事業株の上げが目立った。ドイツのRWEと英蘭系ユニリーバが高騰。製薬銘柄は6月以来の安値まで下げた後、反発した。商品高を背景に鉱業株が上げたほか、エネルギー銘柄は2カ月ぶり大幅高となった。銀行株は週間ベースで6.1%高と、7月以来の大幅上昇を記録した。

原題:Europe Stocks Surge to Highest Since April After U.S. Jobs Data(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE