中国系サイバースパイ、香港政府機関にハッカー攻撃-ファイア・アイ

  • APT3が8月初めに少なくとも3回、2つの香港政府機関を攻撃
  • 「確実に」政治的な動機に基づくものだったとワッターズ氏

4日に立法会(議会)選挙が行われる香港で、2つの政府機関が中国のサイバースパイによる攻撃を受けていた。米国のサイバーセキュリティー会社が明らかにした。

  ファイア・アイ傘下iSIGHTのジョン・ワッターズ社長は、中国を拠点とするグループ「APT3」が8月初めに少なくとも3回にわたり、香港政府機関のコンピューターネットワークに侵入するため、マルウエアを含んだリンクや添付ファイルの付いた電子メールを送る「スピアフィッシング」と呼ばれる手法で攻撃したと述べた。ハッキングの標的を踏まえると、「確実に」政治的な動機に基づくものだったと説明した。

  ワッターズ社長は、被害者にスポットライトを当てるのではなく攻撃者の特定を目指しているとして、どの政府機関が攻撃を受けたかに言及しなかった。APT3が中国の政府組織と関連しているのか確認することはできず、香港当局は今回の件について連絡を受けたという。

  ワッターズ社長によると、盗まれた情報があったとしてもどの情報が盗まれたかを検証するのは不可能だった。

原題:Hong Kong Government Hacked by Chinese Cyberspies, FireEye Says(抜粋)

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