世界の通貨取引、中国人民元のシェアが3年で倍増-国際決済銀

更新日時
  • 通貨別ランキングでは人民元は8位
  • 首位はドルでシェア88%と3年前より拡大-2位ユーロは31%に低下

世界の通貨取引における中国人民元のシェアが4月までの3年間に倍増した。国際決済銀行(BIS)が3年ごとに実施する調査で分かった。

  調査報告によると、人民元の1日当たりの平均売買高は今年4月に2020億ドル(約20兆8800億円)と、2013年4月の1200億ドルから増加。世界の外国為替取引に占める割合は4%と、2%から上昇。通貨別ランキングでは8位となった。

  BISによれば、ドル・人民元が6番目に最も活発に取引されている通貨の組み合わせに浮上。13年時点では9番目だった。人民元はメキシコ・ペソを抜き最も活発に売買される新興市場通貨となった。

  今回の調査は52カ国・地域の中央銀行などの当局を対象にし、1300近い銀行やディーラーからのデータを集計。取引が最も多いドルはリードを広げ、そのシェアは全体の88%と、3年前から1ポイント拡大した。ユーロは2位にとどまったが、シェアは31%に低下。人民元についてはオンショア、オフショア双方の取引が調査結果に含まれている。

  中国外国為替取引システム(CFETS)によると、2日の中国本土市場で人民元は上海時間午後5時15分(日本時間同6時15分)現在、0.05%安の1ドル=6.6812元。香港オフショア市場では0.13%下落。中国人民銀行(中央銀行)は今週、人民元の対ドル中心レートを0.42%引き上げた。7月初め以降で最も大きな引き上げとなっている。

原題:Yuan’s Share of World Currency Trading Doubles, BIS Survey Shows(抜粋)

(最終段落の人民元相場を更新します.)
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