8月31日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は8営業日ぶりに反発。世界最大の銅生産国であるチリで鉱山が操業を停止したほか、別の鉱山でスト入りの可能性が浮上し、同国の供給が混乱する見通しが強まった。

  チリの産銅会社コデルコは30日、チュキカマタ鉱山を一時閉鎖した。車両の衝突で2人が死亡したことを受けた措置。その後、同鉱山は操業を再開したものの、より小規模なサルバドール鉱山では労働者が賃金をめぐる会社側の提案を受け入れるかストに突入するかを決める採決を行っている。フリーポート・マクモランが運営するチリの別の鉱山でも30日に起きた事故で一部の操業が停止した。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前日比0.2%高の1トン=4617ドルで終了。6月17日以来の安値で引けた前日から上げに転じた。ただ、LME指定倉庫の在庫が増える中、月間ベースでは6%余り下げ、5月以来の値下がりとなった。

  LMEでは鉛とスズも上昇したが、アルミニウムとニッケルは下落。亜鉛はほぼ変わらずだった。

原題:Copper Snaps Losing Streak as Mine Disruption Eases Glut Concern(抜粋)

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