米セールスフォース・ドット・コムが示した8-10月(第3四半期)売上高見通しは一部のアナリスト予想を下回った。クラウドベースのソフトウエアとサービスの市場競争激化が業績の重しとなっている。株価は時間外取引で一時8.5%下落した。

  31日の発表資料によると、8-10月期の売上高は21億1000万-21億2000万ドル(約2180億ー2191億円)となる見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は21億3000万ドルだった。一部項目を除いたベースの1株利益は20ー21セントの見込みで、市場予想は24セントだった。

  5ー7月(第2四半期)売上高は25%増の20億4000万ドルで、市場予想平均は20億2000万ドル。一部費用を除いたベースの1株利益は24セントと、アナリスト予想平均の22セントを上回った。

  同社の株価は通常取引で前日比0.5%安の79.42ドルで終了。決算発表後の時間外取引では一時72.70ドルを付けた。

  マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は、同社の強みとするインターネットベースのビジネスソフトウエア分野に進出を拡大するオラクルやマイクロソフトといったライバル企業に対抗し、製品・サービスを拡充するため今年に入って買収を強化している。

  通期の売上高見通しは82億8000万ー83億3000万ドルと、5月時点の81億6000万-82億ドルから引き上げた。市場予想平均は83億1000万ドル。通期1株利益は93ー95セントの見通し。市場予想は95セント。

原題:Salesforce Revenue Forecast Falls Short on Cloud Competition (1)(抜粋)

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