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メイ英首相:「裏口」でEU残留図ることしない、離脱は決定事項

  • リスボン条約50条行使、議会採決の必要ない-閣議で一致
  • 夏季休暇明け、メイ内閣はEU離脱作業を再開

英国のメイ首相は、選挙民の意思に反して欧州連合(EU)残留を試みることはしないと宣言した。英政府は夏季休暇が明け、EU離脱に向けた作業を再開した。

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Theresa May

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  首相府が電子メールで配布した発言録によると、メイ首相は31日の閣議で「離脱は決まったことで、成功させる意思があることを、引き続き極めて明確にしていかなければならない」と発言。「これは2度目の国民投票はなく、裏口で何らかの形によりEU残留を図る試みもないことを意味する。われわれは実際、本気でEU離脱を実現させる」と述べた。

  首相府は電子メールで配布した声明で、EU離脱の正式な手続き開始となるリスボン条約50条の発動に、議会採決の必要はないとメイ内閣が結論づけたことも明らかにした。

  31日に開かれた休暇明けの最初の閣議で閣僚が合意した。声明によると、「成功裏のEU離脱へと英国を導くため、リスボン条約50条の行使に進むことを極めて重視している。そこでは議会採決は必要ない」とした。

原題:May Vows She Won’t Try to Keep Britain in EU by ‘Back Door’ (1)(抜粋)
U.K. Cabinet Sees No Need for Parliament Vote on Brexit Trigger(抜粋)

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