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地政学的緊張に賭ける中国人投資家-防衛株ETFが相次ぎ登場

中国人投資家が国内の軍事施設に関連する株式に期待している。

  国泰基金管理、広発基金管理、華宝興業基金管理の3社は7月以降、中国では初めて防衛関連銘柄に焦点を絞った上場投資信託(ETF)を合わせて3億500万ドル(約315億円)相当販売した。これらのETFはCSI国防産業指数に連動している。同指数は8月29日時点で5月の安値から18%上げ、9.4%反発してきた上海総合指数のパフォーマンスを上回っている。

  これらETF導入の背景にあるのは地政学的な緊張の高まりだ。中国が主張してきた南シナ海の領有権をオランダ・ハーグにある仲裁裁判所は7月に全面的に否定。韓国は米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた。

  シュファンズ・インベストメント・マネジメントの上海在勤パートナー、ワン・チェン氏は「これらのETFに対し確実にそれなりの需要があり、その規模は急速に大きくなるだろう」と述べ、「地政学的な緊張が一段と高まれば、市場全体を上回る運用成績となる大きなチャンスがある」と指摘した。同氏はこれらETFへの投資を検討しているという。

Defensive Strategy

原題:China Stock Traders Bet $305 Million on Military Tensions (1)(抜粋)

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