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きょうの国内市況(8月31日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、103円台円安と金利上昇傾向-輸出、銀行中心買われる

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  東京株式相場は反発。ドル・円相場が1ドル=103円台に入るなど為替の円安傾向が好感され、電機や機械など輸出セクター、鉄鋼など素材株が高い。内外の金利上昇傾向が追い風となった金融株の上げも目立ち、銀行は業種別上昇率のトップ。

  TOPIXの終値は前日比16.73ポイント(1.3%)高の1329.54と7月21日以来の高値水準、日経平均株価は162円4銭(1%)高の1万6887円40銭と12日以来の高値。

  みずほ投信投資顧問の岡本佳久執行役員企業調査部長は、「週末の米雇用統計が市場予想を上回れば、9月利上げや利上げ回数が年1回から2回という議論になる。そうなれば、為替は円安に反転しそうだ」とし、日本株は為替動向に見合った上昇となっていると話した。

  東証1部の売買高は20億8928万株、売買代金は2兆2046億円。売買代金は9日以来、3週ぶりの高水準。値上がり銘柄数は1459、値下がりは404。

  • 東証1部33業種は銀行、電気・ガス、証券・商品先物取引、石油・石炭製品、鉱業、機械、パルプ・紙、電機、鉄鋼など29業種が上昇。医薬品や小売、金属製品、情報・通信の4業種は下落。

  • 売買代金上位で上昇は三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、村田製作所、マツダのほか、新潟県知事の知事選出馬撤回が好材料視された東京電力ホールディングス、モルガン・スタンレーMUFG証券の強気判断からミネベアとミツミ電機も高い。KDDIやNTT、トクヤマ、ぺプチドリーム、ローソンは安い。

●債券は下落、あすの10年入札控えて売り優勢-超長期は不安定との声

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  債券相場は下落。あすの10年物国債入札を控えて、上値が重い展開だった。日本銀行による9月会合での金融政策の「総括的な検証」に対する不透明感から、超長期ゾーンは不安定との声も聞かれた。

  長期国債先物市場では、中心限月9月物は前日比3銭高の151円54銭で始まった。いったんは7銭高の151円58銭まで上昇したものの、その後は徐々に売りが優勢となった。結局は10銭安の151円41銭で安値引けとなった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは日本相互証券公表の前日午後3時時点の参照値を0.5ベーシスポイント(bp)下回るマイナス0.085%で始まった。その後は水準を切り上げ、マイナス0.065%まで上昇している。超長期債は下落。新発20年物の157回債利回りは2.5bp高い0.335%、新発30年物の51回債利回りは2.5bp高い0.42%、新発40年物9回債利回りは3bp高い0.49%までそれぞれ上昇している。

  みずほ証券の丹治倫敦シニア債券ストラテジストは、「基本的に9月の日銀会合での『総括的な検証』結果を待っている状態。市場のコンセンサス予想は固まっていないが、マイナス金利の撤廃の可能性は低いと見込まれている。このため10年以下のゾーンは堅調に推移するだろう」と指摘。一方で、「不透明感が強い中で、国債買い入れを柔軟化すれば、将来的に減るとの観測になりやすく、超長期ゾーンには金利上昇圧力がかかりやすい。不透明感から超長期ゾーンは不安定」とも述べた。

●ドル・円が1カ月ぶり高値、米利上げ観測で103円前半-米指標見極め

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  東京外国為替市場では、ドル・円相場が1カ月ぶり高値を更新。米国の利上げが近づいているとの観測を背景にドルの堅調地合いが続き、ドル・円は前日の海外市場に続いて1ドル=103円台に乗せた。

  午後3時48分現在のドル・円は前日比0.3%高の103円22銭。海外市場で103円台を付けた後、やや伸び悩んでいたが、午前10時前の仲値公表にかけて103円23銭まで上昇。103円ちょうど前後でしばらくもみ合った後、午後には再び値を切り上げ、一時103円26銭と7月29日以来の高値を塗り替えた。

  JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉為替調査部長は、ここ数日のドル・円の上昇にはドル高と円安両方の側面があり、円買いポジションの巻き戻しによる円安はまだ続く可能性があるという意味で「もう少しアップサイドはあるのではないか」と指摘。もっとも、ジャクソンホールを受けた米利上げ期待によるドル高については徐々に勢いがなくなるとみており、「ここからさらにドル・円の上げが加速していくような展開は予想していない」と話した。

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