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ビジウムは会話を録音されていた-FBIとSECにトレーダーが協力

ヘッジファンド運営会社ビジウム・アセット・マネジメントの元トレーダーで、米連邦捜査局(FBI)および証券取引委員会(SEC)の内部協力者として2年余り働いた人物が、元同僚らとの125件余りの会話をひそかに録音していたことが、裁判所に提出された文書で明らかになった。録音時間は200時間を超えるという。

  ブルームバーグ・ニュースが同社の元ジュニアトレーダー、ジェーソン・ソレル氏と先に特定したこの人物は、マンハッタンのニューヨーク南部地区連邦地裁に提出された文書では「CC-1(共謀者1)」と記載されていた。ソレル氏のコメントを求めて携帯電話にメッセージを残したが、これまでのところ返答はない。

  米当局は当初、ビジウム(運用資産額80億ドル=約8240億円)のポートフォリオマネジャーがクレジットポートフォリオの価値をかさ上げしていなかったか調べていたが、米食品医薬品局(FDA)元当局者から得た内部情報に基づき、運用担当者がヘルスケア証券のインサイダー取引に関与した疑惑に発展した。

  一連の疑惑をめぐっては社員2人が有罪を認め、運用担当者だった上級幹部のサンジェイ・バルバニ容疑者は逮捕から数日後に自ら命を絶った。クレジットファンドのアシスタント・ポートフォリオマネジャーを務めていたステファン・リュミエール被告の公判は今も続いている。

原題:Visium Hedge Fund Informant Recorded 125-Plus Conversations (2)(抜粋)

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