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石油スーパーメジャーの配当、 原油安で大きなリスク-アナリスト

  • 大手生産会社は来年、計400億ドルの配当支払いを予定
  • 各社は配当向け現金確保のため掘削予算をさらに削減する必要も

原油相場安が3年目に入り、世界の大手石油生産会社は投資家に対して計400億ドル(約4兆1000億円)余りの年間配当を支払うのが困難な状況に陥る可能性があるとの見方を、マクロ・リスク・アドバイザーズ(ニューヨーク)のエネルギー担当チーフストラテジスト、クリス・ケッテンマン氏が示した。

  ケッテンマン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、原油価格が現在の1バレル=50ドルを下回る水準から回復しなければ、大手エネルギー探査会社は来年の配当向け現金を確保するため掘削予算をさらに削減する必要があるとの見通しを示した。

  同氏は「大手石油会社の配当構造は今後1年間に極めて大きなリスクにさらされる」と指摘した。

  米エクソンモービルと英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル、米シェブロン、仏トタル、英BPの5社は、1年間に計400億ドル余りの配当を支払う予定だ。
  
原題:Oil Supermajors’ Dividends at ‘Massive Risk’ From Slump: Analyst(抜粋)

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