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ゴールドマン、1850億円規模の米不動産取引逃す-関係者

  • スウェーデン年金機関アレクタによる入札でブラックストーンが落札
  • 売却対象不動産は小売り関連ビルやオフィスビルなど全米22の物件

ゴールドマン・サックス・グループは、スウェーデンの年金運用機関アレクタによる米不動産入札でいったんは落札したものの、条件が折り合わず取引は白紙に戻り、ブラックストーン・グループが18億ドル(約1850億円)規模の同取引で最終的に勝者となった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ゴールドマンは当初、アレクタが売却する米国と英国の不動産を落札し、同資産に関する追加調査のための短い時間を与えられた。しかし約1週間の間に意見の食い違いが生じ、アレクタは米不動産をゴールドマンではなく、ブラックストーンに売却することに合意したという。取引に関する情報は部外秘だとして関係者らは匿名を条件に話した。

  ただ、アレクタの英国不動産については、ゴールドマンが購入を進めると関係者は語った。英不動産の評価は約4億5000万ドルだという。

Goldman Sachs Group Inc. Headquarters Ahead of Earnings Figures

ゴールドマン本社(ニューヨーク)

Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

  ゴールドマンとアレクタ、ブラックストーンはコメントを控えた。この取引を仲介したジョーンズ・ラング・ラサールもコメントしなかった。

  米国の不動産ポートフォリオは全米で22の物件が含まれており、小売り関係のビルやオフィスビルが中心。アレクタは4月に物件売却のためジョーンズ・ラングを起用していた。

原題:Goldman Sachs Said to Have Lost $1.8 Billion U.S. Property Deal(抜粋)

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