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中国工商銀の不良債権比率、12年以来の低下-4~6月に処理急ぐ

更新日時
  • 4-6月の不良債権比率は1.55%と前四半期の1.66%から低下
  • 不良債権について転換点に達したと判断するのは時期尚早だと易会長

資産規模で世界最大の銀行、中国工商銀行の不良債権比率が2012年以降で初めて低下した。同行は4-6月(第2四半期)に不良債権処理を急いだ。

  工商銀が30日発表した決算資料によれば、1-6月(上期)の融資債権償却は420億元(約6500億円)と、前年同期から35%増えた。融資総額に不良債権が占める割合は4-6月は1.55%と、1-3月(第1四半期)の1.66%から低下した。

  工商銀の易会満会長は北京での記者説明会で、「不良債権発生と不良債権処理の競争だ。安定した資産の質を維持するために新たな不良債権の形成を抑制し、不良債権を処理する取り組みを確実に強化する必要がある」と述べた。同行が不良債権を裏付けとする証券を発行する試験的プログラムに来月参加することも明らかにした。

  易会長はただ、不良債権について転換点に達したと判断するのは時期尚早との見方を示した。

原題:ICBC Halts Bad-Loan Increases With $6.3 Billion of Write-Offs(抜粋)

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