時事通信の報道によると、麻生太郎財務相兼金融担当相は都内で講演し、「何となく債券、株に投資するのは危ないという思い込みがある。あれは正しい」と述べた上で、「われわれの同級生で証券会社に勤めているのはよほどやばいやつだった」などと語ったという。

  麻生氏はさらに、良い学校を良い成績で出た同級生が証券会社で詐欺の一歩手前のようなことをやっていた趣旨の発言した、と時事は報道。「怪しげな商売といえば、不動産と証券だった。昭和30年代、40年代に学生だった人なら誰でも知っている」とも語ったと伝えた。

  麻生氏は首相だった2009年に官邸で開いた経済危機克服に向けた有識者会合で、株取引は地方では「怪しい」と思われており、証券業界も「信用されていない」などと発言した経緯がある。

  安倍晋三政権は家計の「貯蓄から資産形成へ」を進めている。8月2日に閣議決定した経済対策でも、積み立て・分散投資促進のため少額投資非課税制度(NISA)の改善・普及を進める方針を打ち出し、金融相を兼任する麻生氏はその責任者の立場にある。 

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