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昨年発見された石油資源量、70年ぶり低水準-将来の供給不足を示唆か

  • 昨年発見された量は47年以来で最も少なく、さらに減少する可能性
  • 原油安が続き、米シェールオイルの生産の伸びは抑制されている

石油探査会社が昨年発見した石油の資源量は、1960年以降の年間平均の約10%にとどまった。今年はさらに減少する可能性が高いと予想されており、将来の需要を満たす能力をめぐり新たな不安を引き起こしている。

  原油価格は2年前に値崩れが始まって以降50%余り下げており、掘削各社は探査予算をぎりぎりまで削減している。その結果、コンサルタント会社ウッド・マッケンジーのデータに基づく昨年発見された新規供給量は27億バレルにとどまり、1947年以来で最も少なくなった。今年発見された在来型原油の資源量は7月末時点で7億3600万バレル。

  米エネルギー情報局(EIA)は、世界の石油需要が今年の推計日量9480万バレルから2026年には1億530万バレルに増えると予測。米シェールブームで対応可能かもしれないが、1バレル=50ドルを下回る原油価格が続く状況で、生産の実質的な伸びは抑制されている。

原題:Oil Discoveries at a 70-Year Low Signal a Supply Shortfall Ahead(抜粋)

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