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香港株、下落-借り入れコスト上昇懸念で不動産銘柄安い

更新日時
  • サンフンカイが1.8%安と不動産株の下げの中心
  • ハンセン指数は0.4%安、H株は0.6%安-上海総合はほぼ変わらず

29日の香港株式相場は下落。ここ4営業日で3回目の値下がりとなった。借り入れコストの上昇で香港不動産市場をめぐる見通しが悪化するとの懸念が広がった。

  ハンセン指数は前週末比0.4%安の22821.34で終了。不動産株の指数が値下がりし、サンフンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展、16 HK)が1.8%下げ、長江実業地産(1113 HK)は1.2%安。サンズ・チャイナ(金沙中国、1928 HK)を中心にカジノ株も安い。高級品メーカーのプラダ(1913 HK)は12%高と、約5年ぶりの大幅上昇。同社会長が来年に売上高と利益の伸びが戻るとの見通しを示した。

  借り入れコストが上がる可能性は低いとの楽観的な見方が米経済の改善を受けて後退し、香港株の強気な上昇相場は息切れしている。トレーダーが織り込む来月の米利上げ確率は42%、年内利上げの確率は65%近くになっている。米ドルとのペッグ(連動)制を採用している香港は、米金融政策の影響を受けやすい。

  中信建投(国際)の香港在勤セールストレーダー、イエン・チウ氏は「相場はこれまでかなり大幅に上昇してきたたため、一部の投資家はそれを利益を確定する口実ととらえるだろう」と指摘。「大手不動産株の一角が値下がりしている」と述べた。

  香港上場の中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比0.6%安で終了。本土市場の上海総合指数は0.1%未満の下げで引けた。

原題:Hong Kong Stocks Decline as Fed Bets Sink Property Developers(抜粋)

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