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中国の大手銀行、利益伸び悩み-不良債権問題が足かせ

  • 農業銀の純利益0.5%増、建設銀は0.9%増-4~6月期
  • 不良債権の最悪期が終わったとみるのは時期尚早-交通銀幹部

融資の不良債権化に圧迫され、中国の大手銀行の利益が低迷している。

  中国農業銀行が26日発表した4-6月(第2四半期)純利益は前年同期比0.5%増にとどまった。中国建設銀行の決算発表では0.9%増益、交通銀行は1.3%増益だった。中国5大銀行で残る中国工商銀行と中国銀行は今週、決算発表の予定だ。

  利益が伸び悩む中で、一部の銀行は新たな資金調達計画を発表。農業銀は26日、3年間で最大800億元(約1兆2300億円)の「ティア2証券」を発行することを明らかにした。中堅の中信銀行はその前日、転換社債を最大400億元発行する計画を発表した。

  建設銀の許一鳴最高財務責任者(CFO)は香港での26日の説明会で、不良債権に伴う同行への圧力は弱まっているとみていると説明。農業銀の周慕冰会長は北京で記者団に、同行にとってはその逆が実際のところだと述べた。

  農業銀が公表した不良債権比率は2.4%と、前四半期の2.39%から上昇。建設銀と交通銀は共に4-6月期の不良債権比率は横ばいだったとしている。交通銀の幹部は不良債権の最悪期が終わったとみるのは時期尚早だと警告した。

  交通銀の彭純社長は上海での先週の説明会で不良債権リスクは「コントロール可能」だが、状況は引き続き厳しいと言明。同行の楊東平最高リスク管理責任者は山東省や天津市、福建省などの一部地域では他と比べ速いペースで不良債権が増えていると話した。

原題:Biggest China Banks Grind Out Meager Profit Gains as Loans Sour(抜粋)

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