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石油業界のM&Aが再び活発化-生き残りから成長に重点移す

  • 7月に発表されたM&Aは総額1兆1000億円超相当
  • 原油価格の安定でM&Aは引き続き加速する見通し

石油・ガス業界で数十億ドル規模の合併・買収(M&A)が再び活発化している。

  コンサルティング会社ウッドマッケンジーによると、原油価格回復を受けて市場はより安定するとの期待が高まり、7月には世界で総額110億ドル(約1兆1000億円)超相当のM&Aが発表された。月間としては今年に入って最高で、5-7月でみても320億ドル相当と2-4月の3倍に上る。原油価格が安定化する中でM&Aは引き続き加速する見通しだ。

  原油価格が今年初めに付けた12年ぶりの安値から回復し信頼感が高まったことを受け、米エクソンモービルとノルウェーのスタトイルなどが買収に動いた。

  ウッドマッケンジーのM&A担当プリンシパルアナリスト、グレイグ・エイトケン氏は「1-3月(第1四半期)に原油価格のボラティリティ(変動性)が極めて高くなったため不透明感がかなり強まった。信頼感が戻り、各社が生き残りに全精力を傾けるのではなく将来の成長に目を向け始めたことで活動が上向いた」と指摘した。

原題:Oil M&A Is Back as Industry Focus Shifts From Survival to Growth(抜粋)

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