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中国アリババ傘下のアント、来年前半の香港IPOを計画-関係者

  • 上海との重複上場を計画していたが、本土での規制の壁が厚く再考
  • 上海IPOの可能性が完全に排除されたわけではないと関係者

中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの金融部門が来年1-6月(上期)に香港で新規株式公開(IPO)を実施することを検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。当初は上海との重複上場を計画していたが、本土での規制の壁が厚く考え直しているという。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、中国本土にはストックオプションをめぐる制約があり、螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)は二重上場計画を思いとどまりつつある。上海IPOの可能性が完全に排除されたわけではなく、アントは香港上場後の上海IPOを検討する公算もあると関係者は説明した。

  中国最大のオンライン決済サービス「アリペイ(支付宝)」を運営するアントは、直近の資金調達で600億ドル(約6兆200億円)の価値があると評価されていた。

  関係者はIPOの規模は固まっていないものの、香港でのIPOとしては最大級になるだろうと話した。アント広報のミランダ・シェク氏は電話取材に対し、IPOに関してスケジュールも選好する市場も同社にはないと述べた。

原題:Alipay Owner Said to Plan Hong Kong IPO in First Half of 2017(抜粋)

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