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きょうの国内市況(8月25日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、商品市況安で非鉄など資源関連が安い-売買低調は継続

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  東京株式相場は反落した。商品市況の下落が嫌気され、鉱業や非鉄金属など資源関連が下落。米国の金融政策をめぐる先行き不透明感から積極的な売買が限られる中、医薬品や建設など内需関連銘柄の一角も下げた。

  TOPIXの終値は前日比2.44ポイント(0.2%)安の1304.27、日経平均株価は41円35銭(0.2%)安の1万6555円95銭。

  三井住友アセットマネジメントの石山仁チーフストラテジストは「原油市況が下げ、米国株もポジションを手じまう動きがある中、リスクは取りにくくなっている」と指摘。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演では「利上げについての言及は恐らくないだろう。その場合に為替は1ドル=100円を割れる可能性があり、株価はネガティブな反応になる」とみる。

  米金融政策の方向性を見極めようと26日のイエレン氏の講演に注目が集まっており、売買は低調。東証1部の売買高は13億4919万株。売買代金は1兆7121億円と、英国の欧州連合(EU)離脱に関する国民投票を控えた6月23日以来の4日連続2兆円割れとなった。大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジストは、「次の一手を探るための材料を待っており、こう着状態。イエレン氏の講演後も米雇用統計の発表を控え、大きな方向感が出るとも考えにくく、我慢の相場は続きそうだ」と話す。

  • 東証1部33業種では、非鉄、石油・石炭製品、鉱業、倉庫・運輸、医薬品、建設など22業種が下落。空運、保険、ゴム製品、証券・商品先物取引、銀行、電機、輸送用機器など11業種が上昇。 東証1部の上昇銘柄数は916、下落は889。
  • 売買代金上位ではセブン&アイ・ホールディングス、株式を売り出すリクルートホールディングス、小野薬品工業、資生堂、SMC、住友金属鉱山が安い。ソフトバンクグループ、村田製作所、TDK、日本航空、オハラは高い。

●債券上昇、流動性供給入札順調で買い優勢-日米金融当局の発言見極め

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  債券相場は上昇。米国債相場が軟調に推移した流れを引き継いで売りが先行した後、この日実施の流動性供給入札が順調な結果となったことを好感して、買いが優勢の展開となった。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比8銭安の151円36銭で取引を開始。徐々に水準を切り上げ、午後に入ると、流動性供給入札結果を好感して151円56銭まで上昇。結局は11銭高の151円55銭で引けた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.08%で始まり、その後はマイナス0.085%を付けている。新発5年物128回債利回りは0.5bp高いマイナス0.17%で始まった後、マイナス0.175%に戻した。新発20年物の157回債利回りは0.5bp高い0.265%で始まった後、0.26%を付けている。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「流動性供給入札は、先日の20年債入札と同様に極めて順調に消化された。前回の日銀決定会合以降、政策が読めなくなっていて金利が上昇したが、現行水準では買ってみようという雰囲気が出ている」と指摘。「買いを手控えていたが、9月の国債償還を控えて買いエネルギーがたまってきた。いったん手じまっていた人もいるだろうが、買わなければいけない資金があると思う」と話した。

  財務省が午後発表した残存期間5年超から15.5年以下を対象とした流動性供給(発行額5000億円)の入札結果は、募入最大利回り較差がマイナス0.012%、募入平均利回り較差はマイナス0.015%となった。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.85倍と、同年限を対象にした前回7月22日入札の2.66倍から上昇した。

●ドル・円は100円台半ば、イエレンFRB議長の講演待ちで小動き

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  東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=100円台半ばを挟んだ水準で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演を翌日に控え、値動きの乏しい展開となった。

  午後4時15分現在のドル・円相場は100円44銭付近。午前に一時100円62銭と3営業日ぶりの水準までドル高・円安が進んだが、ドルの上値は限定的で、午後には100円36銭まで値を切り下げる場面も見られた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、「ジャクソンホールにらみに尽きる」と言い、今週はこれまでのところドル・円の値幅が1円にも満たないと説明。イエレン議長の講演については、「雇用統計を見る前に金融政策の方向感を織り込ませるような言質を与えないというのが一般的な見方」とした一方、質疑応答などでの発言にも警戒感があり、「身動きが取れない」と話す。

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