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【個別銘柄】非鉄金属が軟調、資生堂大幅安、協エクシオや象印は高い

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25日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  非鉄金属株:住友金属鉱山(5713)は前日比4.9%安の1271円、DOWAホールディングス(5714)は3.3%安の641円、三菱マテリアル(5711)は2.5%安の269円など。非鉄金属は東証1部業種別の下落率1位。24日のロンドン金属取引(LME)の銅相場は4営業日続落し、年初来の上げを帳消しにした。在庫の増加に加え、最大の銅消費国である中国の銅輸入が4カ月連続で減少するなど、需要低迷の兆しが示されている。三菱マについては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が24日付で、北米セメントのストーリーを若干弱めに修正、2017年3月期営業利益予想を700億円から640億円(会社計画650億円)に減額。目標株価を300円から290円に変更した。

  リクルートホールディングス(6098):5.1%安の3925円。国内と海外で普通株を最大6450万株売り出すと24日発表した。クレディ・スイス証券はリポートで、売り出し株式数(オーバーアロットメント分は除く)は発行済み株式総数の約11%となる予定で、需給ではネガティブだが、一時的な影響との見方を示している。

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資生堂の化粧品売り場

Photographer: Nelson Ching/Bloomberg News

  資生堂(4911):4.7%安の2539円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は24日付リポートで、円高による海外業績の目減りや投資増による利益成長の伸び悩み、市場期待値とのかい離の顕在化を踏まえ、エクイティストーリーは弱気を継続した。16年12月期営業利益予想は400億円から340億円(会社計画300億円)、来期は411億円から388億円に減額。投資判断は「アンダーウエート」、目標株価は2200円を据え置いた。

  協和エクシオ(1951):5.4%高の1535円。大和証券は24日付で投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を1300円から1700円に引き上げた。モバイル工事の業績貢献が再び高まる公算と分析、NTTグループ向け受注高は4-7月累計で前年同期比10%増と計画を大きく上回るペースと指摘した。

  神戸製鋼所(5406):2.3%高の90円。JPモルガン証券は24日付で投資判断を「アンダーウエート」から「中立」に引き上げた。短期の再評価材料は少ないものの、第1四半期決算での下方修正を経て悪材料はいったん出尽くしたと判断。株価の下値は限定されてきたとみる。目標株価は90円から100円に変更。

  象印マホービン(7965):5.9%高の1769円。日本電機工業会が24日発表した7月のジャー炊飯器の出荷額は前年同月比2.8%減だった。ドイツ証券は25日付リポートで、6月が同28%減だったため国内炊飯器市場はインバウンド需要のはく落でこのまま大幅マイナスが続くとの懸念があったが、7月実績はその懸念をいったん押しとどめる形になったと指摘。投資判断は「買い」、目標株価は2400円を継続した。

  三井造船(7003):1.4%安の138円。SMBC日興証券は24日付で、17年3月期営業利益予想を194億円から130億円(会社計画180億円)、来期を134億円から114億円に下方修正した。造船市況の低迷とドル安・円高の定着により、造船事業における受注時採算性は大きく低下していると指摘。今期も厳しい環境の中で新造船の受注を目指すと予想され、新規受注工事損失引当金が計上されるリスクが高いとみる。投資判断は「中立」、目標株価は150円を据え置いた。

  大気社(1979):3.1%安の2280円。SMBC日興証券は24日付リポートで、産業空調の低迷と前提為替レートの円高方向への見直しを踏まえ、17年3月期営業利益予想を113億円から110億円(会社計画111億円)に下方修正した。来期は100億円と2期連続の減益を見込む。目標株価は2900円から2600円に引き下げ。

  ノーリツ鋼機(7744):5.6%高の682円。岡山大学の王英正教授などの医療チームが子どもの心臓の細胞で再生医療治験を始めたと24日午後にNHKが報じた。日本アジア証券の清水三津雄エクイティ情報課長は、王教授から技術移転を受けたノーリツ鋼機子会社の再生医療も進展するとの思惑が広がったと電話取材で指摘。全体相場が材料難で方向感を欠く中、個人投資家などがこの材料に飛びついたとみる。

  ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765):3.8%高の247円。9月2日に発行済み株式総数の10%の自己株を消却すると24日に発表した。

  カーチスホールディングス(7602):15%高の305円。発行済み株式総数の11.04%、金額で10億円を上限に自己株を取得すると24日発表した。期間は25日から17年3月24日。当面の需給好転が期待された。

  日本ヒューム(5262):3.1%高の657円。発行済み株式総数の1.1%、金額で2億円を上限に自己株を取得すると25日午後に発表した。期間は26日から17年3月24日。

  アールビバン(7523):5.2%高の510円。ホテル運営子会社とフィットネス事業を手掛ける子会社が合併したことに伴い株主優待を実施すると24日発表した。9月30日の株主名簿にある100株以上保有の株主に三重県のリゾートホテル「タラサ志摩ホテル&リゾート」の宿泊優待券を贈呈する。

  クリーク・アンド・リバー社(4763):8.6%高の704円。31日に現在の東京証券取引所2部から1部に指定替えとなる。流動性向上や投資家層の拡大が期待された。

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