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米マイランのエピペン5倍値上げ、クリントン氏が批判-CEOに注目

  • ヒラリー・クリントン氏は「法外」と批判、マイラン株は一時6.2%安
  • マイランのブレッシュCEOは民主党のマンチン上院議員の娘

米医薬品メーカーのマイランは、急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬エピペンの価格を約5倍に引き上げたことについて米議会から説明を求められているが、当然のことながら、同社のヘザー・ブレッシュ最高経営責任者(CEO)に注目が集まる。

  慣例に従えば、ブレッシュCEOは来月にも値上げについての説明で議会に呼ばれる可能性がある。だが、気まずい雰囲気になるかもしれない。同CEOが民主党のジョー・マンチン上院議員(ウェストバージニア州)の娘だからだ。 

  大統領選の同党候補であるヒラリー・クリントン前国務長官がエピペン値上げは「法外」と指摘したことで、マイランの株価は24日の米市場で一時6.2%下落した。政治的圧力の高まりで、規制当局がテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズの競合製品の検証作業を加速させるかマイランに価格抑制を強制する可能性を一部アナリストは指摘しており、いずれにしても同社の収益に響くことになる。

  マイランは値上げ理由やエピペン普及法制化を促す上でのブレッシュCEOの役割について、コメントを控えた。マンチン議員の事務所にもコメントを求めたが、返答はこれまでのところない。

原題:The Senator’s Daughter Who Raised Prices on the EpiPen (3)(抜粋)

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