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伝説の商品取引会社フィブロの新CEO:原油50ドルで空売り勧める

  • グリーンシールズCEO:ファンダメンタルズは引き続き弱気
  • 9月のOPEC会合まで上昇が続けばショートのチャンス

創業から1世紀余りの歴史を持つ米商品取引会社フィブロのサイモン・グリーンシールズ新最高経営責任者(CEO)によれば、今年の原油高に対するショート(空売り)の仕掛け時が近づいている。

  フィブロを買収し1月に新CEOに就任したグリーンシールズ氏は今月24日のインタビューで、指標のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油を1バレル=50ドルから55ドルの水準で空売りすべきだと指摘。石油輸出国機構(OPEC)加盟国は来月の会合で恐らく減産を決めず、イランの生産は増加する見込みだと述べた。WTI原油先物は同日、前日比2.8%安の46.77ドル。

フィブロの復活

  グリーンシールズ氏はコネティカット州スタンフォードにあるフィブロの本社で「ファンダメンタルズは引き続き弱気だ」と述べ、「9月のOPEC会合まで上昇が続けば、ショートの好機だ。相場はボックス圏にあり、私なら押し目買いよりも戻り売りする」と語った。

  フィブロはアステンベック・キャピタル・マネジメントのアンディ・ホール氏やグレンコアの創業者マーク・リッチ氏ら石油業界の大物を輩出したことで知られ、グリーンシールズ氏の原油相場に関する見方は一定の影響力がある。

  モルガン・スタンレーの商品事業共同責任者だった同氏は原油の供給過剰が2017年まで続くと予想。海外の増産は米シェールオイル掘削の削減を圧倒する規模になるだろうとの見方を示した。

原題:CEO of Legendary Trader Phibro Recommends Shorting Crude at $50(抜粋)

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