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メットライフ、米リテール事業をスピンオフの可能性-RBC分析

米生保最大手メットライフは米リテール事業のブライトハウス・ファイナンシャルについて、新規株式公開(IPO)よりもスピンオフ(分離・独立)を選好する可能性がある。エリック・バーグ氏らRBCキャピタル・マーケッツのアナリストがメットライフのジョン・ヒール最高財務責任者(CFO) とのやりとりに基づいて分析した。

  アナリストらは24日付リポートで、「スピンオフすればIPOよりずっと早くリテール事業の大半をメットライフの帳簿から取り除くことができる。リテールは資本市場の動きに非常に敏感で、そのために変動しやすい」と指摘、「メットライフ経営陣が何よりもスピードを重視するのであれば、スピンオフが同社にとって最も可能性の高い選択肢になるだろう」と続けた。

  スティーブ・ケンダリアン最高経営責任者(CEO)は今年1月、個人に生命保険と変額年金を販売する米リテール事業を分離する計画を明らかにした。同事業はその後、ブライトハウス・ファイナンシャルと名付けられた。  

  バーグ氏によると税金面での制約により、メットライフがIPOを通じて売却できるのはブライトハウスの20%に限定される可能性が高い。その後残りを売却するには6カ月間待つ必要がある。バーグ氏の考えは、ヒール氏に同行した後で同社の方針を推測した結果であり、ヒール氏から直接言及があったわけではない。ヒール氏は事業をスピンオフした他業種の企業について話したという。

  バーグ氏は「メットライフのCFOがこうしたスピンオフの実例について語り、またそれについて強調するのは、少なくとも真剣に考えているからだろう」と述べた。

原題:MetLife Will Likely Spin Off Unit, RBC Says After CFO Chat (1)(抜粋)

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