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きょうの国内市況(8月24日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米統計堅調や円高の勢い一服-自動車や素材が高い

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  東京株式相場は反発した。米経済指標の堅調や円高の勢い一服で投資家のリスク回避姿勢が後退。自動車や電機など輸出関連株に買いが入り、トヨタ自動車は5カ月ぶりの高値となった。非鉄金属やガラス・土石など素材、保険や証券など金融株も上げた。

  TOPIXの終値は前日比9.15ポイント(0.7%)高の1306.71、日経平均株価は99円94銭(0.6%)高の1万6597円30銭。

  新光投信の宮部大介ストラテジストは「ファンダメンタルズに手掛かりがない中、為替と需給要因でボックス圏で動いている」と指摘。日米の金融政策待ちで「1ドル=100円を下回る水準までドルを売ることもしにくい。為替も狭いレンジでの動きが続く」とみる。

  東証1部の売買高は13億2287万株。売買代金は1兆6077億円と15日以来の低水準で、7月5日以来の3日連続での2兆円割れとなった。上昇銘柄数は1237、下落は587。

  • 東証1部33業種では、金属製品、保険、輸送用機器、陸運、非鉄金属、証券・商品先物取引など28業種が上昇
  • 小売や石油・石炭製品など5業種は下落
  • 売買代金上位では、ソフトバンクグループ、ソニー、アステラス製薬、トヨタ自動車、JR東日本が高く、みずほ証が目標株価を上げたSCREENホールディングスは大幅高。半面、ファーストリテイリング、小野薬品工業、アルプス電気は安く、月次売上高が鈍化したニトリホールディングスとしまむらは大幅安

●債券反落、日銀オペ結果受け中期債安-20年債は入札後の売りとの見方

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  債券相場は反落。日本銀行の長期国債買い入れオペの結果を受けて中期ゾーンの売りが目立った。前日の20年債入札結果が順調で、好需給の見通しを背景にイールドカーブのフラット(平たん)化が続いていた超長期ゾーンにも利益確定の売りが出たとの見方が出ていた。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比6銭高の151円62銭で取引を始め、直後に151円66銭を付けた。いったん151円57銭まで上げ幅を縮め、日銀オペの通知を受けて戻す場面もあったが、午後は下落転換。一時151円40銭まで売られ、結局12銭安の151円44銭で引けた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.10%で推移していたが、午後はマイナス0.08%まで上昇。新発5年物128回債利回りは横ばいのマイナス0.185%からマイナス0.17%に上げた。新発20年物157回債利回りは1.5bp低い0.24%と12日以来の水準を付けたが、午後は0.26%に上昇。新発30年物51回債利回りは1.5bp上昇の0.325%まで売られた。

  BNPパリバ証券の藤木智久チーフ債券ストラテジストは、「20年債入札がしっかりで超長期債が堅調になった流れを引き継いで始まったが、入札後の利益確定が出たのだろう」と指摘。「20年債は0.3%近辺を目線に、これまで売られ過ぎていたのを修正する動きで買いが入ったが、その後の利益確定売りではないか。次のイベント待ちで上値を追いにくい」と言う。

  日銀が実施した今月8回目の長期国債買い入れオペの結果によると、残存期間「3年超5年以下」と「10年超25年以下」と「25年超」の応札倍率が前回から上昇した。平均落札利回り較差は「3年超5年以下」がプラス0.002%、「10年超25年以下」はマイナス0.009%、「25年超」はマイナス0.004%だった。

●ドル100円前半、米指標好調や株高で小じっかり-FRB議長講演待ち

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が小じっかり。好調な米住宅指標や株高を受けたドル強含みの流れが継続した。一方、週末のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を見極めようとの雰囲気から、ドルの上値は限定的だった。

  午後4時3分現在のドル・円相場は1ドル=100円28銭前後。朝方には100円52銭と2営業日ぶり高値を付ける場面が見られた。前日の欧米株に続き、日本株が堅調だったこともドル・円を支えた。

  野村証券外国為替部の高松弘一エグゼクティブ・ディレクターは、ドル・円について「特段手掛かりもなく動意薄。レンジ感は強くなってるが、一方で下値を売る人もいなくなっており、ちょっと底固めに入りつつあるかもしれない」と指摘。イエレン議長の講演をめぐっては、「明確なメッセージに対する期待は低いが、目下のペイントレードが米金利上昇方向であることを考えると、あながち油断してもいけないとも思う」と話した。

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