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モービルアイとデルファイが提携、自動運転システムを共同開発へ

  • 低コストのシステムを開発し2019年までの販売を目指す
  • 独自のシステム開発の資力を持たない自動車メーカーに販売する計画

視覚ベースの運転者支援システムの開発を手掛けるモービルアイと、英自動車部品メーカーのデルファイ・オートモーティブは23日、自動運転車向けの低コストのシステムを共同開発すると発表した。2019年までの完成を目指す。

  デルファイのケビン・クラーク最高経営責任者(CEO)は23日の電話会議で、両社は同システムの開発に「数億ドル」を投じると述べた。また、イスラエルに研究拠点を置くモービルアイのアムノン・シャシュア会長兼最高技術責任者(CTO)は、両社が目指すシステムは高価なLiDAR(光検出・測距)技術に従来ほど頼らずコストを抑えられるため、独自の自動運転システムを開発する資力を持たない自動車メーカーが購入しやすくなると電話会議で説明した。

  既に公道走行試験の距離が180万マイル(約290万キロメートル)に達し、自動運転技術分野で先行するグーグルに対抗するため、自動車メーカーとテクノロジー企業各社は先を争って提携を模索している。米ウーバー・テクノロジーズは先週、スウェーデンのボルボと3億ドル(約300億円)規模の共同開発で合意したと発表。米フォード・モーターも先週、ライドシェアサービス向けの完全自動運転車を2021年までに開発すると表明。フォードはLiDAR技術で先行するベロダイン・ライダーに、中国の百度(バイドゥ)と共同で総額1億5000万ドルを投資している。ドイツのBMWはモービルアイおよび米インテルと組み、21年までに自動運転車を完成させる計画を発表した。
  
  ニューヨーク株式市場でモービルアイの23日終値は6.7%高の49.66ドル。デルファイは4.3%高の67.86ドル。

  デルファイのクラークCEOはモービルアイと共同開発する新自動運転システムを来年初めのラスベガスの国際家電見本市(CES)で公開する予定だと述べた。その後まもなくシンガポールで路上試験を開始する計画だという。

原題:Mobileye, Delphi Team Up to Create Automated Driving System (2)(抜粋)

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