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香港取引所株への市場の見方は悲観的、深圳証取との接続発表後も

  • 香港取引所に対する投資判断で「セル」の比率は13年以来の高水準
  • 年末までに株価が20%下落する可能性-招銀国際証券の蘇氏

深圳証券取引所との相互接続が先週正式発表されたにもかかわらず、香港証取を運営する香港取引所の見通しは改善していないとアナリストは指摘する。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、香港取引所の株式に対する投資判断で「セル」の比率は2013年以来の高水準。株価が向こう1年で8.6%下落することを示唆している。先週急増した1日当たりの売買高は再び減りつつあり、株価はこの1週間で5.4%下落した。

  16日の深圳証取との接続発表後に公表された各社の調査リポートでは、香港取引所をめぐるさえない見通しが示されている。待望の承認にアナリストの驚きはなかったためだ。ゴールドマン・サックス・グループは現時点で同社をめぐるプラスのニュースフローは乏しいと指摘。シティグループは今回の接続が同社にとって最後のカタリストになるかもしれないとの見方を示した。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジスト(香港在勤)は「最後の好材料が発表され、短期的には楽観的要因がこれ以上ない」と分析。「こうした水準の売買高ではバリュエーション(株価評価)を支えきれない。今年末までに現行水準から20%の下落余地を見込んでいる」と述べた。

香港の売買高減少

  香港取引所の広報担当者ロレイン・チャン氏はアナリストの意見についてはコメントを控え、「深圳との接続は当社の本土市場との相互乗り入れ計画の第1段階における一つの節目にすぎない」と話した。

原題:Analysts Gloomy on Hong Kong’s Exchange After Shenzhen Link (1)(抜粋)

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