コンテンツにスキップする

【個別銘柄】スクリンHやブラザー上昇、しまむらやニトリHD大幅安

更新日時

24日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  SCREENホールディングス(7735):前日比7.8%高の1306円。みずほ証券は23日付で目標株価を1400円から1600円に引き上げた。工場内における利益率改善から、立ち上げ期間短縮による工場外の利益率改善という第2段階に入ると予想。フリーキャッシュフロー(FCF)増加で損益計算書が改善する蓋然(がいぜん)性が高まってきたとみる。投資判断は「買い」を継続。

  ブラザー工業(6448):4.6%高の1650円。大和証券は23日付で2017年3月期営業利益予想を390億円から560億円(会社計画485億円)へ増額、目標株価を1400円から1990円に引き上げた。プリンター事業への投資を抑制して収益を強化する戦略転換が着実に実行されていると評価、競合他社も在庫抑制や収益強化に動き事業環境は良好だと分析。

  アドバンテスト(6857):4.5%高の1498円。ドイツ証券は23日付リポートで、17年3月期営業利益予想を141億円から168億円(会社計画110億円)、来期を144億円から186億円に増額した。同社のノンメモリ・テスタは、中国の補助金に支えられた中華スマホの数量成長に伴い足元で高い受注水準が継続と指摘。さらに、中華スマホの高スペック化により DRAM価格が上昇に転じ始めており、今後はDRAM投資の再開とともにメモリ・ テスタ需要も上がってくるとみる。

  ソフトバンクグループ(9984):2.5%高の6593円。JPモルガン証券は23日付で投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に変更、通信セクターのトップピックとした。英半導体設計会社ARMホールディングス買収に伴う純負債増加のネガティブインパクトはいったん株価に織り込まれたと判断。米スプリントの業績改善や中国アリババの価値拡大、国内携帯事業キャッシュフローの安定性などを評価した。目標株価は6500円から9930円に引き上げ。

relates to 【個別銘柄】スクリンHやブラザー上昇、しまむらやニトリHD大幅安

しまむらで買い物する客

Photographer: Haruyoshi Yamaguchi/Bloomberg News

  しまむら(8227):8.1%安の1万2180円。8月度の既存店売上高は前年同月比5.5%減少したと23日発表した。関東甲信地方での梅雨明けの遅れなどで、紳士・婦人部門中心に夏物商品が振るわなかった。モルガン・スタンレーMUFG証券はリポートで、6月の盛夏商戦が好調で上期は計画上振れの期待が高かったが、7月中旬からの減速傾向が8月も癒えず、上期営業利益は計画線で着地するとの見方を示した。 しまむらの3-8月(上期)営業利益予想は前年同期比26%増の226億円。

  ニトリホールディングス(9843):5.6%安の1万1170円。8月度の既存店売上高は前年同月比2.2%増加したと23日発表。伸び率は2カ月連続で鈍化した。岩井コスモ証券の岩崎彰シニアアナリストは、Nクール寝具などの人気化で6月がかなり好調だっただけに、その反動が出てきているようだと電話取材で述べた。

  トレンドマイクロ(4704):3.5%高の3690円。メリルリンチ日本証券は23日付で目標株価を5400円から5500円へ引き上げた。グローバルシェアトップのクラウド製品などにTippingPoint社の次世代侵入防止セキュリティーが加わることで、法人分野での受注機会は北米を中心に広がると予想。 法人セキュリティーの成長力を織り込む局面として投資判断「買い」を強調した。

  エフピコ(7947):6.7%高の5550円。みずほ証券は23日付で投資判断を「中立」から「「買い」、目標株価を4900円から6100円に引き上げた。電子レンジ対応容器などオリジナ ル製品の販売が好調、ミックス改善効果から売上高営業利益率10%台が視野に入ると分析。17年3月期営業利益予想を149億円から155億円に(会社計画151億円)、来期を163億円から175億円に上方修正した。

  オハラ(5218):100円(19%)高の615円でストップ高。一般的な小型電子機器向けの液式リチウムイオン電池では駆動が難しいマイナス30度の低温下で駆動する全固体リチウムイオン電池の試作・実証に成功した、と24日午後に発表した。この電池は、電解液や一部の全固体電池で使用される金属リチウムを使用しないため、200度以上という高温環境でも燃えることはなく、著しい変質劣化も示さないという。19年に電池部材としての採用を目指す。

  日本水産(1332):4.9%安の430円。大和証券は23日付で目標株価を720円から530円に引き下げた。19日発表されて公募増資について、キャッシュフローで対応可能としていた15年4月発表の中計から設備投資計画の大きな変更がないことや不採算事業の整理にめどがつき借入金の返済を着実に進める状況にあること、足元の歴史的な低金利の環境を考えると、当面株式市場からのネガティブな反応が想定されるとした。

  テレビ朝日ホールディングス(9409):1.5%安の1688円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は23日付で目標株価を1680円から1600円に引き下げた。19年3月期までの営業利益予想を下方修正、テレビ広告需要全体の先行き不透明感が一段と高まっていることや放送収入に対する収益依存度が高いことから、さらに収益予想が下振れる可能性があるとみている。投資判断は「アンダーウエート」を継続した。

  大平洋金属(5541):4.3%高の291円。みずほ証券は23日付で投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げた。厳しい環境は株価に反映されたとし、ニッケル価格の回復などを踏まえ17年3月期経常損益予想を75億円の赤字から47億円の赤字(会社計画42億6300万円の赤字)に上方修正した。

  イグニス(3689):5.8%高の2312円。ロボットや精密機器などを製造・販売するロビット(福岡県福岡市)と資本・業務提携すると23日に発表した。今回の提携によりIoT(モノのインターネット)領域へ進出、両社の強みを生かして新たな製品開発に取り組む。

  ヨンドシーホールディングス(8008):3.9%高の2248円。24日午前の東証立会外で自己株40万株を約8億7000万円で取得した。同社は23日に発行済み株式総数の1.49%、10億円を上限に自己株を取得すると発表していた。当面の需給好転が期待された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE