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米国株:上昇、素材株や半導体銘柄に買い-FRB議長発言に注目

更新日時

23日の米国株は上昇。この日はモンサントが素材株をけん引した。半導体銘柄も高い。

 モンサントはドイツの製薬会社バイエルによる買収計画が合意に近づいていると、事情に詳しい関係者が明らかにしたことが手掛かり。テクノロジー銘柄も上昇。ベスト・バイは四半期決算が好感され約20%急伸した。一方、食品会社JMスマッカーは通期売上高の見通し引き下げが嫌気され下落した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%上げて2186.90。ダウ工業株30種平均は17.88ドル(0.1%)高の18547.30ドルだった。ナスダック総合指数は0.3%高。

Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Fluctuate While Drugmakers Rally Offsets Slide In Oil

様子見気分強いNY株式市場

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  フランク・キャピタル・パートナーズのブライアン・フランク氏は「企業決算の発表はほぼ終了しており、注目材料は米金融政策当局者発言のみだ」と述べた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は26日にワイオミング州ジャクソンホールで講演する予定だ。

  HPとティファニーは週内に決算を発表する。これまで決算を発表したS&P500種採用企業のうち利益が予想を上回ったのは79%、売上高が予想を超えたのは56%だった。アナリストは第2四半期は全体で2.3%の減益、第3四半期は同0.9%減益を予想している。

  先物市場動向によると、9月に米金融政策当局が利上げする確率は28%織り込まれている。同確率は12月で50%以上となっている。朝方発表された7月の米新築一戸建て住宅販売は前月比で予想外に増加し、ほぼ9年ぶりの高水準となった。 

  ボラティリティが後退し、株式市場にも大きな変動が見られない中、買いを集めているのがモメンタム銘柄だ。

  ここ数ヵ月間で特に上昇した株価に連動する上場投資信託(ETF)は6月初めから4億ドル超を吸収した。過去12週間では4.7%増と、低ボラティリティやバリュー、S&P500種などを用いた他のスマートベータ戦略を上回っている。

  ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ株式ストラテジストのジョン・マンリー氏は、「モメンタム銘柄への流れは株価トレンドが上向くとの投資家の確信を裏付けている」と述べ、「市場の不安はかき消されつつある。これまで様子見していた投資家はここにきて確信を深めて市場への参加を決断している」と続けた。

Investors Piling Into Momentum ETF

  過去6ー12カ月間で最も値上がりした銘柄を扱うiシェアーズ・エッジMSCI米国モメンタム・ファクターETFはこの日ほぼ変わらずだった。
  

原題:In Market Going Nowhere, Traders Renew Love Affair With Momentum(抜粋)

(第2段落を加え、第4段落以降を追加します.)
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