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欧州でビール製造コストが上昇-フランスとドイツの豪雨で大麦に被害

  • 大麦収穫高:フランスは5年ぶり低水準、ドイツも9%余り減少へ
  • ドイツの麦芽製造業者:価格上昇分はビール醸造業者に転嫁される

欧州でビールの製造コストが大幅に上昇している。フランスとドイツが豪雨に見舞われ、大麦の収穫が打撃を受けているためだ。

  今年の豪雨により大麦の生産高が減少しており、ビールの主原料の一つである麦芽の製造に大麦を利用する企業にとってコストが上昇している。欧州連合(EU)最大の産地であるフランスでは大麦収穫高が5年ぶりの低水準となり、ドイツでも9%余り減少する見通しだ。このため、麦芽製造業者の大麦コストは今月初めに最大11%上昇した。

AB InBev Approaches SABMiller for Deal Uniting Top Beermakers

原料高で製造コストが上昇している欧州ビール

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  ドイツ西部のルール地方にある麦芽製造会社アバンギャルド・モルツのトーマス・ドルイベンガ最高経営責任者(CEO)は「フランスだけの問題ではない。ドイツも同じだ。価格の上昇分は全てビール醸造業者に転嫁される。麦芽製造業者のマージンはかなり小さいため他に方法はない」と指摘した。
 
原題:Beer Cost to Rise After Barley Lashed by French, German Rain (1)(抜粋)

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