コンテンツにスキップする

VW、ゴルフの生産ラインも停止-サプライヤーと対立で部品供給滞る

  • 6つの車両組み立て工場が22日時点で部分的に休業となる
  • VWはサプライヤーに罰金を科すよう求めており、裁判所が今週判断

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は、サプライヤーとの対立で部品供給が滞る状況を受けて、主力車「ゴルフ」の製造工場の操業を停止する。

  VWの広報担当者が21日明らかにしたところでは、6つの車両組み立て工場が22日に部分的に休業となり、ゴルフと「パサート」の生産ラインが停止する。18日にはパサートのセダンとワゴンのラインが止まり、シャシー(車台)を製造する2つの工場も生産ペースを落としていた。広報担当によれば、パサートを製造するエムデン工場で24日まで工員の勤務時間を短縮するほか、ゴルフの生産も1週間にわたり一時停止する。

  同社広報によると、座席や変速機の部品を供給するサプライヤーとの協議は19日にいったん打ち切られ、今週再開される。プリベント・グループ傘下の座席コンポーネントメーカー、カー・トリムと、変速機の部品製造部門であるESオートモビルガスは、VWから契約を打ち切られた後、同社が補償に応じなかったことに反発し、部品の納入を停止した。南ドイツ新聞が21日報じたところでは、部品メーカー側は5800万ユーロ(約66億円)相当の補償を求めていた。

  ブラウンシュワイクの裁判所によれば、VWはサプライヤーに罰金を科すとともにサプライヤーの工場で同社が部品を自由に積み込むことを認めるよう裁判所に求めており、部品メーカー側が今週までに行う回答を待って、裁判所の判断が示される。

 

原題:VW Supplier Dispute Expands Shutdowns to Golf Assembly Plants(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE