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タイミングの良いOPECの動き、原油相場は弱気から強気に転じる

  • 投機家によるWTI売りポジションは過去最大の減少
  • OPEC主要加盟国はフル生産、増産凍結合意の可能性:ヘリル氏

石油輸出国機構(OPEC)が原油増産凍結に向けた非公式協議を開いて妥結する可能性があることから、原油価格は1バレル=50ドルに近づき、資産運用会社による価格下落を見込むポジションは過去最大の減少となった。米指標原油ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は弱気相場入りから3週間足らずで強気相場に転じた。

  OPECのシャキブ・ヘリル元議長は、主要加盟国がほぼフル生産しているためOPECは増産凍結で合意する方向にあると予想。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、協議が市場を安定させる行動につながる可能性があるとの見方を示した。

ギアチェンジ

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「サウジ・エネルギー産業鉱物資源相の非常にタイミングの良いコメントのおかげだ。彼らは過去1年間にわたり市場に向けたコメントで成果を挙げており、今回は最新の例だ」と指摘した。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、ヘッジファンドによるWTIの先物とオプションの売りポジションは16日終了週に5万6907枚減り、データが残っている2006年以降で最大の減少となった。

原題:‘Well-Timed’ OPEC Talk Forces Oil Bears Into Record Reversal(抜粋)

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