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バイアコム取締役会が和解案承認、ドーマンCEO辞任へ-関係者

更新日時
  • ドゥーリーCOOが少なくとも9月末まで暫定CEOを務める
  • 和解案はレッドストーン氏と娘シャリ氏にとって完全勝利に近い内容

米メディア企業バイアコムの取締役会はフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)と創業者サムナー・レッドストーン氏の数カ月にわたる法的な争いに終止符を打つ和解案を承認した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。これによりドーマンCEOは辞任する。

  同関係者によれば、トム・ドゥーリー最高執行責任者(COO)が少なくとも9月30日まで暫定CEOを務め、正式のCEOに起用される可能性もある。関係者は決定が公表されていないことを理由に匿名を条件に語った。

  資産家のレッドストーン氏(93)と娘のシャリ氏にとって、今回の和解案は完全勝利に近い内容。映画館チェーン運営のナショナル・アミューズメントを通じてバイアコムの議決権付き株式の80%を握る両氏は、ドーマン氏とジョージ・エイブラムス取締役をバイアコムだけでなく、サムナー氏の死後に一族が保有する同社やCBSの株式を管理することになる家族信託からも排除しようとしている。

  ドーマン氏とエイブラムス氏、筆頭独立社外取締役のフレッド・サレルノ氏はこうした動きに対抗し、デラウェア、マサチューセッツ両州の裁判所に訴えを起こしていた。健康問題を抱えるサムナー氏の判断能力に疑問を呈し、同氏がシャリ氏の影響を過度に受けていると主張した。こうした対立がバイアコムの事業を混乱に陥れ、映画部門パラマウント・ピクチャーズの株式売却などに向けた取り組みを妨げてきた。

  関係者によると、ドーマン氏は9月13日まで非執行会長として、パラマウント株49%の売却提案を取締役会に示す機会を与えられる見通し。同氏にとってパラマウント株売却はバイアコムの業績改善に向けた取り組みの要となっている。

原題:Viacom Board Said to OK Settlement; Dauman Steps Down as CEO (1)(抜粋)

(3段落目以降で詳細を追加して更新します.)
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