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ブラジル株:ボベスパ指数が反落-上院が予算関連法案の採決を延期

  • 上院は議員の定足数が足りずに採決を行うことができなかった
  • 採決延期は財政赤字削減策への支持が不足していることを示唆

18日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反落。予算関連法案の採決が延期されたことで、財政赤字抑制には従来の見通し以上に時間がかかるとの懸念が高まった。通貨レアルも下落した。

  ブラジル上院は17日夜、出席議員の定足数に達しなかったことから連邦政府の財源確保を目的とした法案の採決を行うことができなかった。財政赤字削減に向けた対策の遅れは投資家の失望を誘うことになる。CMキャピタル・マーケッツのアナリスト、カミラ・アブデルマラク氏(サンパウロ在勤)は「定足数に達しなかったことに投資家は懸念を抱いている。政府が支持を確保することの困難さを浮き彫りにしている」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.3%安の59166.02で取引を終了。指数を構成する59銘柄のうち38銘柄が下落した。下げの中心は内需関連銘柄で、ビールメーカーのアンベブが0.7%安となり、ボベスパ指数の下げに大きく響いた。モルガン・スタンレーは同社株の投資判断をバイからホールド相当に引き下げた。証券取引所を運営するBM&Fボベスパは2.2%安。JPモルガン・チェースは同社株の売りを勧めた。

  レアルは1%安の1ドル=3.2392レアル。一時は0.2%高を付けていた。

原題:Brazil Real, Stocks Decline as Vote on Budget Bill Is Delayed(抜粋)

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