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欧州債:総じて上昇、米国債につれ高-ドイツが国債発行計画を縮小

18日の欧州債市場ではユーロ参加国の国債が総じて上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で利上げ観測が後退したことを背景に、17日上昇した米国債につれ高となった。

  また、ドイツ政府が来年の国債発行額を11%減らす計画を発表。欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラムで購入できる債券が少なくなることを示唆するため、ECBにとっては頭痛の種になりそうだが、供給減少は債券価格を押し上げ、利回りを過去最低の水準に低下させる要因になる。

  みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏(ロンドン在勤)は、ドイツの予算案は購入対象となる国債が不足する「問題にECBが取り組む必要があることを、あらためて明らかにした」と指摘。「解決策として考えられる案の大半は欧州債の支援材料になる」と語った。

  ロンドン時間午後3時41分現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下のマイナス0.07%。7月6日には過去最低となるマイナス0.205%を付けた。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格はこの日、0.244上げ100.746。

  イタリア10年債利回りは3bp下げ1.09%、同年限のスペイン国債利回りは4bp低下し0.93%となった。

原題:ECB Scarcity Headache a Virtuous Cycle for European Bondholders(抜粋)

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