財務省と金融庁、日本銀行の幹部は18日、為替相場が1ドル=99円台に一時上昇したことを受けて財務省内で臨時の当局者会合を開き、市場で投機的な動きがあれば必要な対応を取る方針を再確認した。浅川雅嗣財務官が会合後、記者団に話した。

  会合には、佐藤慎一財務次官、金融庁の氷見野良三金融国際審議官、雨宮正佳日銀理事らが出席した。浅川氏は足元の為替相場の動向について「乱高下がみられる」とした上で、「投機的な動きがあれば必要な対応をきっちりと打つ。投機的な動きがないかどうか絶えず注視している」と強調。また、「商いが薄いなか、相場が激しい動きを示しやすいことも認識している」と語った。

麻生財務相(左)と黒田日銀総裁
麻生財務相(左)と黒田日銀総裁
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  米連邦準備制度理事会(FRB)が17日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC、7月26ー27日開催)議事録で、追加利上げの緊急性をめぐり当局者間で意見が分かれていたことが判明。これを受け、同日の海外為替市場ではドル売り・円買いが強まり、18日の東京市場でも、午前に一時1ドル=99円60銭台と円高が進んだ。足元では99円84銭(午後2時56分現在)で推移している。

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