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ルセフ大統領らの捜査を認める決定-汚職事件めぐりブラジル最高裁

ブラジルの連邦最高裁は、ルセフ大統領と前任者のルラ前大統領が汚職事件の捜査を妨害した疑いがあるとして検察当局が求めていた両氏に対する捜査を認める決定を下した。同国紙エスタド・ジ・サンパウロが16日報じた。ルセフ大統領は政府会計の違法な操作に関わったとされ、議会で弾劾手続きが進められており、現在は停職中。

  同紙が事情に詳しい関係者の話として報じたところによると、最高裁のテオリ・ザバスキ判事の決定は15日付。最高裁の報道室はブルームバーグの取材に対し、機密事項であるとしてコメントを控えた。ブラジルの法律では、閣僚の捜査を認める権限は最高裁にのみ付与されている。

  ルセフ大統領は5カ月前、汚職疑惑の渦中にあったルラ前大統領を官房長官に指名。反対勢力からはルラ氏を捜査から守るための策だと批判を浴びた。

  ルラ氏の弁護士は電子メールで、前大統領は捜査妨害を図ったことも法律を逃れようとしたことも決してないと説明。ルセフ氏の報道担当者は、事実が明らかにされ大統領の潔白が証明されるとして捜査を歓迎するとコメントした。

原題:Brazil’s Top Court Authorizes Probe of Rousseff, Estado Reports(抜粋)

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