コンテンツにスキップする

欧州マーケットサマリー:株4日続落、ポルトガル債持ち直す

更新日時

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の 通り。(表はロンドン午後6時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.1266   1.1279
ドル/円            100.34   100.31
ユーロ/円          113.04   113.13


株               終値   前営業日比 変化率
ダウ欧州株600   340.47     -2.85     -.8%
英FT100      6,859.15   -34.77     -.5%
独DAX      10,537.67   -138.98   -1.3%
仏CAC40     4,417.68   -42.76    -1.0%


債券          直近利回り 前営業日比
独国債2年物      -.62%       -.01
独国債10年物     -.05%       -.02
英国債10年物     +.56%       -.02


商品                  直近値   前営業日比 変化率
金   現物午後値決め  1,343.35     -.65     -.05%
原油 北海ブレント         49.64      +.41     +.83%

◎欧州株:2カ月ぶり4日続落、鉱業株など軟調-米利上げ観測浮上

17日の欧州株は軟調で、指標のストックス600指数は2カ月ぶりに 4営業日続落となった。米当局が予想以上に早く、年内に利上げする可 能性について投資家は思案している。

ストックス600指数終値は前日比0.8%安の340.47。商品価格の軟調 で鉱業株が下げを主導した。指数は前日もユーロ高や、市場は米利上げ の可能性を過小評価しているとのニューヨーク連銀のダドリー総裁発言 を受け、薄商いのなか下落していた。指数構成銘柄の出来高はこの日 も30日平均より25%少なかった。

バークレイズのウェルスマネジメント部門欧州地域投資戦略責任者 のウィリアム・ホッブス氏(ロンドン在勤)は、「欧州株がこの日も下 げているのは、米当局者の発言で9月利上げの可能性が高まったとの見 方を受けている。市場の利上げ期待は過度に低くなっていた様子だ」と 指摘。「商品価格がやや軟化し、利益確定売りも多少見られた」と続け た。

個別ではドイツの産業用ガスメーカー、リンデが2.9%安と、化学 株の中でも弱さが目立った。同社が米同業のプラクスエアとの統合を決 める場合、規制当局の厳しい審査に直面するとのシティグループの指摘 が意識された。

オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは 5%近い値下がり。同社のリソグラフィ技術を米インテルが10ナノチッ プ生産で利用することはないと表明し、嫌気された。

デンマークのビール大手カールスバーグは5.2%安。ロシア・ルー ブル安で利益が目減りし、1-6月の利益はアナリスト予想を下回っ た。

これに対しオランダの銀行ABNアムロ・グループは4-6月の利 益が市場予想を上回り、2.5%高と買われた。

原題:Europe Stocks Drop With Miners on Fed Rate Increase Speculation(抜粋)

◎欧州債:ポルトガル債が下げ幅縮小、DBRSが格付け維持を示唆

17日の欧州債市場では、ポルトガル債が下げ幅を縮小した。格付け 会社DBRSが同国の現在の格付けに「違和感はない」との姿勢を示し たため、格下げで欧州中央銀行(ECB)の量的緩和プログラムの買い 入れ対象から外れるとの懸念が和らいだ。

DBRSのチーフエコノミストでソブリン格付け責任者のファーガ ス・マコーミック氏は17日のインタビューで、ポルトガルの「BBB (low)」という格付けは「安定的なトレンドであり、われわれが現 行水準に違和感を感じていないことを明確に示唆している」と述べた。 このコメントを受け、月初来の最高水準にあったポルトガル10年債利回 りは低下に転じた。

四大格付け会社のうちDBRSは唯一、ポルトガル国債を投資適格 級に維持している。このおかげでポルトガル国債はECBの量的緩和プ ログラムの購入対象であり続け、政府は資金調達コストを抑えることが できている。マコーミック氏は前日行われたロイター通信とのインタビ ューで、ポルトガルの最近の国内総生産(GDP)統計は成長見通しに 懸念を抱かせると発言し、同日の市場でポルトガル債は急落していた。

だがマコーミック氏はブルームバーグに対し、「過去数日間に表明 した懸念は累積的な懸念だ」と説明した。DBRSはポルトガルの格付 けを10月21日に見直す予定。

ロンドン時間午後5時現在、ポルトガル10年債利回りは3ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.87%。一時は7月29日以来 の高水準となる2.97%に達していた。

原題:DBRS Is ‘Comfortable’ With Portugal’s Rating; Bonds Pare Decline(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE