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中国人民元ボラティリティ、10カ月ぶり低水準-中銀が安定図るとの観測

中国人民元のボラティリティ(変動性)を示す指標は16日、10カ月ぶりの低水準となった。中国人民銀行(中央銀行)が利下げに踏み切るとの見方が後退する中、人民銀が元安圧力を抑えるとの観測が強まった。新興市場への資金流入も増加した。

  ブルームバーグの集計データによると、人民元の1カ月物インプライドボラティリティ(IV、予想変動率)は上海時間午後5時10分(日本時間同6時10分)現在、3.59%に低下。これは昨年10月半ば以来の低水準。

  上海市場のオンショア人民元は前日比0.18%上げ1ドル=6.6254元、香港で取引されてるオフショア人民元は0.21%上昇した。

  人民銀はこの日、元の中心レートを0.19%元高方向に引き上げた。バンク・オブ・シンガポールの通貨ストラテジスト、モー・シオン・シム氏は、 この日の引き上げ幅は予想よりやや大きかったと指摘した上で、中国で来月開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議まで元を安定させる当局の意図を反映している可能性があると語った。

原題:Yuan’s Volatility Slides to 10-Month Low as Currency Steadies(抜粋)

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