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ノーブルを2段階格下げ、流動性見通しへの懸念で-ムーディーズ

  • ムーディーズの格下げはフィッチの見解と相反する動き
  • 「流動性がさらに圧迫される恐れ」とムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、シンガポール上場の商品取引会社ノーブル・グループの格付けを2段階引き下げて「B2」とした。収益性が予想以上に低く、今後1年間に同社の流動性がさらに圧迫される恐れを指摘した。

  ムーディーズは発表資料で、収益性のほかキャッシュフローにも引き続き圧力がかかる見込みだとし、こうした状況が「流動性をさらに悪化させ、融資合意に盛り込まれた財務上のコベナンツ(特約条項)を引き続き順守するノーブルの能力を阻害する恐れがある」とした。従来の格付けは「Ba3」だった。

  一方、フィッチ・レーティングスはムーディーズの発表の数時間前に、ノーブルの流動性逼迫(ひっぱく)は一時的にとどまる可能性があるとし、数カ月以内に増資などで9億ドル(約910億円)を確保するだろうとの見解を示していた。

原題:Noble Group Gets Downgraded by Moody’s on Liquidity Outlook (1)(抜粋)

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