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トランプ氏の経済政策は最悪の事態招く-グティエレス元米商務長官

  • 輸入代替政策は貧困国が採用する戦略だとグティエレス氏は指摘
  • 共和党員のグティエレス氏はクリントン氏支持を表明

ブッシュ前米大統領の下で商務長官を務めた共和党員のカルロス・グティエレス氏は14日、共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏が示した経済プランは「非常に貧しい国」が採用するような戦略であって世界最大の米経済にそぐわないという理由などを挙げ、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を支持すると表明した。

 2005-09年に商務長官を務めたグティエレス氏(62)はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」でのインタビューで、「私はトランプ氏が保護主義と減税以外の経済コンセプトを語るのを聞いたことがない」と発言。「この2つの方針は最悪の事態を招く組み合わせだ」と説明した。

  グティエレス氏はトランプ氏の減税案は支持するとしたが、貿易に関しては「後進国の戦略のような一種の輸入代替政策をトランプ氏は唱えている」と指摘。輸入品を国内生産品に代替させなければならないというのは、「非常に貧しい国のような考え方だ」と説明した。

  グティエレス氏は共和党候補としてはトランプ氏よりもジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の方が良かったとした上で、ヒラリー・クリントン氏は夫のビル・クリントン氏が大統領だった1990年代に財政赤字削減が経済成長を後押しすると学んだことから、「非常に良い大統領になるだろう」と発言。その一方で、「トランプ氏が創り出すと想像される社会には住みたくない」と語った。

原題:Ex-Bush Commerce Chief Says Trump Trade Plan Invites ‘Disaster’(抜粋)

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