コンテンツにスキップする

FBIはロシア政府が米民主党をサイバー攻撃したと確信-関係者

  • 下院民主党院内総務は「電子版ウォーターゲート事件」だと指摘
  • 米ロ政府間の緊張が高まるのは確実

米連邦捜査局(FBI)は米民主党の複数のグループをサイバー攻撃したのはロシア政府だと確信している。FBIの捜査結果に詳しい関係者が述べたもので、米ロ政府間の緊張が高まるのは確実な見通し。

  民主党全国委員会(DNC)や民主党下院選挙対策委員会(DCCC)のほか、他の民主党関連グループも標的にされたとの証拠を基に、このサイバー攻撃をめぐる連邦当局の捜査が拡大した。捜査が継続中であることを理由に同関係者が匿名で明らかにしたところによれば、同党のグループや関係者個人の電子メールアカウントがハッカー攻撃を受けた可能性も捜査の対象となっている。

  この関係者によると、サイバー攻撃を行ったのはロシア政府だと「確信している」との説明の際に用いられた「high confidence」という表現は、情報機関が「ほぼ確実」という意味で使うため、ロシア政府が今年の米大統領選に関してスパイ活動をしたとするかなりの確証を米国側が捜査で得たことを裏付けている。

  民主党のペロシ下院院内総務は11日、「電子版ウォーターゲート事件だ」とした上で、「不法侵入であり、われわれは何が起きているか認識する必要があると思う」と記者団に対し語った。

  ロシア大統領府のペスコフ報道官は今月1日、米国へのハッカー攻撃の背後にロシアが存在するという考えはばかげていると言及。FBIのスティックルス報道官は捜査結果についてコメントを控えた。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が先に、このハッカー攻撃の背後にロシアの情報機関がいると米情報機関は確信していると伝えていた。

原題:FBI Said to Have High Confidence Russia Hacked Democrats (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE