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欧州株(11日):ストックス600指数、英EU離脱選択以降の下げ埋める

11日の欧州株式相場は上昇。スイスのチューリッヒ・インシュアランス・グループやベルギーのKBCグループの業績が予想を上回ったことが手掛かり。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択してからちょうど7週間後に、指標のストックス欧州600指数は国民投票以降の下げ幅を埋めた。

  チューリッヒ・インシュアランスは4.5%上昇。利益が予想ほど落ち込まなかった。予想を上回る利益を計上したKBCは5.2%急伸。同行は通期のアイルランド向け貸倒引当金の見通しを下方修正した。ドイツの電力会社RWEは4.1%上げた。赤字幅の縮小が好感された。原油相場の反発を背景に、石油・ガス株や資源銘柄も上げに転じた。

  ストックス600指数は前日比0.8%高の346.66で終了。一時の下げを消し、ここ7営業日で6回目の上げとなった。同指数は5月以来の高値に達し、200日平均移動も上回った。主要中央銀行が景気刺激策を講じるとの楽観や予想を上回った米雇用統計も最近の相場上昇を支える要因になっている。ボラティリティは1年ぶり低水準。この日の指数構成銘柄の出来高は30日平均を約3分の1下回った。

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「弱材料がないことから、相場上昇は続くだろう」とし、「利回りを追求する昔ながらの問題が株式市場の支援材料で、例年市場を見舞う脅威は今年前半に既に来た。ボラティリティが低く、薄商いであるため、弱気筋がショートポジションを築くのはより困難だ。これが私自身を含めた市場関係者を強気にしている」と語った。

Stoxx 600 Valuation Rises

原題:European Stocks Erase Post-Brexit Plunge on Earnings Optimism(抜粋)

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