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欧州債(11日):ドイツ債先物のインプライド金利低下-ECB措置で

11日の欧州債市場では、ドイツ10年債先物のインプライド金利は1年3カ月ぶりの低水準に落ち込み、ボラティリティが低下している。

  欧州中央銀行(ECB)の債券購入プログラムが国債の極端な価格変動を防いでおり、これでユーロ参加国の国債利回りが低下し、国債を割高にした。またこうした状況がスペインやイタリアなど周辺国の政治的危機が及ぼす影響も軽減している。

  クレディ・アグリコルCIBの金利ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロンドン在勤)は「当局者が下す判断が国債市場を支える要因とみられている」と述べた上で、「だが、利回りが既に極めて低いことを鑑みると、ドイツ国債価格の上昇余地は限られている。市場はこうした状況の板挟みとなっている」と語った。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、ドイツ10年債先物のインプライド金利は今週、3.8%に低下。これは2015年4月以来の低水準。

  ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇のマイナス0.09%。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)は0.156下げ100.94。

Falling Volatility

Falling Volatility

原題:German Bonds Becalmed as ECB Pushes Volatility to 15-Month Low(抜粋)

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